ここは石巻湾付近。
道路はがれきを乗せた大型トラックが行き交い一日中混雑している。仮置き場は山のように積み重なり今後の最終処分問題如何では、がれき撤去が進まず復興計画も棚上げになってしまう恐れがある。
「がんばろう東北!」「がんばろう宮城!」に全国の支援者から多数の義援金や支援金をしていただいている。人々が助け合い“絆”を深めていこう!といいながら、他県のがれきを受け入れる余裕がないなどと拒否する自治体が続く。
このまま続けば国として海外での対応が求められる状況になるのではなかろうか。そうなれば更なる日本への不信感が高まってくる。日本製の買い控えや観光の低迷、そして日本経済の更なる停滞が続く。このことは絶対に避けなければならない。
日本全体が一つの輪となり復興に向け“絆”という言葉をしっかりと受け止めていかなければならない。