雄勝町から名振に行く途中の海岸線の道路は、未だに堤防は破壊されたまま状態だ。
1mも沈下した道路脇には大きな土嚢が並べられ、海の浸水をかろうじて防いでいる。
名振や荒浜の漁港は県の沿岸拠点漁港から外れ、防波堤や臨港道路、岸壁などは必要最小限での復旧に留まってしまう。
この地区は、漁民の方々が海とともに生活をしいる。
小さな漁船でワカメを積んで遠い漁港まで運んだり、岸壁に着岸するのも危険度が増す。
このままの現状が続けば、小さな町は過疎化の町、廃墟の地となってしまう。
復旧・復興までの整備計画は10年計画で行うことになっているが、ここの整備計画はどうなっているのだろうか。
住民には一刻でも早く手を差し伸べていただきたい。