2012年7月2日月曜日

河川敷復旧工事

河川敷の復旧工事の着工が大幅に遅れている。
国、県、市の管轄があり、連携して復旧工事を進めるにも入札があり、そこには積算基準となる試算がある。それを熟すだけの人員の不足があり、工期の完了は計画通り行くのか懸念される。
それぞれの管轄での整備計画はあるが、いずれも国が基準として整備計画を立てた上のもので、甚大な被害状況からみれば、地域により状況は明らかであり、復旧作業も進まないのが実態である。
道路整備、沿岸部整備、護岸整備、河川敷整備と段階ごとに入札がある。
しかもブロック分けとなると相当数の地域があり、何処まで業者が担うのかも疑問がある。
また地区住民との説明会などは、話しがかみ合わないケースが少なくない。かさ上げ工事も1mから70㎝へ引き下げる、この地区は防波堤を高くするからかさ上げしないなど、行政の対応もまちまちである。
整備計画は住民が主体となるのか、行政が主体となって進めていくのか、それにより将来のまちづくりが大きく一変する。
故郷がなくなってしまっては、帰るところがなくなってしまう。
子どもたちのための、将来のためのまちづくりを進めてほしいと願う。

2012年6月11日月曜日

縁側で「こんにちわ」プロジェクト

愛島地区で昨年12月から支援活動を行っている東北大学大学院文学研究科 名嶋先生にお伺いした。
先生は個人的には8月から支援活動を行っていたが、12月から学生スタッフ数名と本格的に活動をしてきた。
「何もできない私たちですが、お茶を飲みながら会話をすることによって、言葉と言葉のコミュニケーションが生まれます。そこから被災者の輪が出来上がりますし、目には見えない形ですけれど、これからも支援していきます」
と語ってくれた。
がれき撤去など目に見える形ではないが、心と心が通じ合うことも支援の一つであり、被災者を心強く守ってあげられる。
愛島地区は閖上地区の一部が居住しており、生活環境も一変している。
イベントで、お花教室やヨガ、演奏会など市民団体と協力して支援も行っている。
まだまだ険しく長く続く復旧・復興に、心がかよう支援を継続して届けていただけるよう、私たちも支援していきたい。

2012年6月6日水曜日

石巻市のがれきの量

先立て宮城県の市町別がれき量の見直しが発表された。
当初は全体で1,107万tだったのに対して、431万t少ない676万tになった。
その内、石巻市は273万t少ない308万tである。
当初沿岸部の被災した家屋はすべて解体し、かさ上げをすることに決まっていたが、地区により修復して住めることになった。そのため相当数の減少につながったわけである。
しかし、これだけのがれきの量があちらこちらに散在し、焼却してもその焼却灰の処理にも問題があるので、たやすくは安心できない。
しかも家屋の現地再建が地区によりバラバラなので、かさ上げも一向に進まず、復興整備計画の見直しも余儀なくされる。
今後は、いかにして早期な処理と再建を住民とどのように進めていくのか?集落全体が消滅してしまうケースも考えられるので、定期的な住民説明会で具体的な方向性を示していただきたい。

石巻市川口町から市立病院を望む

まだ所狭しと木材や船の残骸が横たわっている川口町の河川敷きから、遠方の石巻市立病院を眺めてみた。
3.11で津波の被害を受け診療はしていなかったが、5月30日に仮設住宅がある開成町に仮診療所として開所した。
また今後の新私立病院の建設場所は、石巻市駅駐車場敷地に決定している。
2013年度着工、2015年度完成の予定であるが、もっと早く着工できないのかという疑問が残る。
震災年には候補地は何ヶ所かあった。
その中で御所入山付近には測量しにき、広さも十分だったという。しかし結局はずるずると時間がかかってしまい、2012年新たに地質調査から始まったわけである。
地質調査から基本設計までは約1年間かかる。そしてその後の着工で約3年間、計4年間もかかってしまうことになる。
市は4年間も待っていられるものなのか?ということを住民の目線で物事を捉えていただきたい。
いま住民にとって必要なものは何か?何を求めているのか?石巻市はどうなっているのか?
住民には色濃く不安が残っている。少しでも心が和らぐことを望む。

2012年5月25日金曜日

石巻市の現状

ここ石巻市では、12月を最後に5か月も住民説明会がないままの状態である。
一向に進まない現状がここにきて地域間の格差が生じている。
住民も半ばあきらめ顔で、独自にリフォームや再建に動いている。
災害公営住宅は1万5000戸、そのうち石巻市が4000戸であり、平成27年度までずれ込むこ
とが判明した。
場所も不確定で、沿岸部から遠い地区に居住となった場合、一時期仮設住宅の設置場所

で問題があった場合と同じになるケースが予想される。
多額の予算を投じる前に、十分検証して被災者のための整備を是非行ってほしい。
また石巻市は水産加工の町でもある。
指定拠点漁港の整備だけではなく指定から外れた漁港の整備、そして中小加工業者への

逸早い再建への助成を行っていただきたい。

2012年5月24日木曜日

笑顔(^0^)届け隊!

毎月、第2・第4の週末、石巻市に復興支援に来ているボランティ団体がある。
笑顔(^0^)届け隊!(代表:藤吉裕二氏)である。
埼玉県川口市に本部があり、既に26陣の支援活動を行っている。
支援物資の提供から、炊き出し、今でも続くがれきの撤去や側溝掃除など支援活動を継続している。
4月28日には、松厳寺境内で一足早くこいのぼりや屋台を準備、子どもたちは元気な笑顔をみせ駆け回っていた。
子どもたちの笑顔は、大人まで元気づけてくれる。
無邪気に遊び、笑い、語らい、笑顔が自然とあふれてくる。
この一人ひとりの支援が、全国民の絆となり、継続していくことを強く希望する。

2012年5月16日水曜日

石巻市沿岸部のかさ上げ

石巻市では沿岸部地域の建物を撤去しかさ上げ工事をすることになっていたが、現状で建築物の改修が進められる地域もでてきた。
松並地域に住んでいる住民からは、建物の撤去もせず、かさ上げもせず、そのまま建物の改修工事をし住めることになったという。
女川海道398号線より沿岸部の地域は、1mほどのかさ上げ工事をすることになっていた。
この地区は一般住宅や中小企業の建物が立ち並んでいるところで、全壊した家屋もあったが、半壊の建物も相当残っている。
今ではかさ上げもせず、1階の補修工事を進めているところも数か所ある。
どういう基準で整備計画が変更可能になったの?住民への説明会がないまま進んでいるのか?
いくら防波堤の高さを6m~7.2mにしたからといって、決して安心できるものではない。
明確な基準を示してほしい。