ここは石巻市にある仮設市場。まったく活気がない。
以前は毎日のように、10t、20tクラスの底引き網漁船やトロール船などが着岸し水揚げをしたが、現状はこの通りに殺風景だ。
h22年度の漁獲量は11万tで県内ではトップであった。しかしh23年度はわずか1.7万トンの16%に過ぎない。
震災以降、仙台のスーパーでもほとんど三陸産の魚は見受けられない。
北海道産や新潟産、外国産のパッケージが目立っている。
風評被害の影響もあるが、圧倒的な影響は壊滅的被害を受けた漁船の数だ。
13,500隻もの数が、わずかに1,500隻ほどの漁船数に減り、操業が出来ない状況になったためである。
最近では、様々な支援団体により小型漁船が各漁港に寄贈され、漁師たちは近海での養殖や漁に出航しているが、まだ操業をしているところはまれである。
来年9月に漁業権の申請時期とも重なれば、仮設住宅で暮らしている漁師の漁業権はどうなるのであろうか?内陸に住んで漁師としてやっていけるのであろうか?
来年もまた心配の種が尽きない。
以前は毎日のように、10t、20tクラスの底引き網漁船やトロール船などが着岸し水揚げをしたが、現状はこの通りに殺風景だ。
h22年度の漁獲量は11万tで県内ではトップであった。しかしh23年度はわずか1.7万トンの16%に過ぎない。
震災以降、仙台のスーパーでもほとんど三陸産の魚は見受けられない。
北海道産や新潟産、外国産のパッケージが目立っている。
風評被害の影響もあるが、圧倒的な影響は壊滅的被害を受けた漁船の数だ。
13,500隻もの数が、わずかに1,500隻ほどの漁船数に減り、操業が出来ない状況になったためである。
最近では、様々な支援団体により小型漁船が各漁港に寄贈され、漁師たちは近海での養殖や漁に出航しているが、まだ操業をしているところはまれである。
来年9月に漁業権の申請時期とも重なれば、仮設住宅で暮らしている漁師の漁業権はどうなるのであろうか?内陸に住んで漁師としてやっていけるのであろうか?
来年もまた心配の種が尽きない。