2013年3月12日火曜日

東日本大震災三回忌

 3月11日、石巻市松厳寺で黙祷してきました。
 思わずジーンと込み上げ涙が出てしまいましたが、被災者の霊を弔らい、これからの復興に改めて誓いをたててきました。
 被災地の方、笑顔届け隊のスタッフの方々の総勢150名ほど集まり、14時46分に黙祷。そして亡くなられた方々への「願い」「誓い」を込めて、天まで届けと風船を飛ばしてきました。
 早いもので、もう2年が経ってしまいました。復旧・復興にはほど遠いこの現実。
 人員不足や入札不調などで年度予算が繰り越され、着工されていない事業が85にも及んでいます。
 国の整備計画では10年という枠組みを決め早期着工し、被災地の復旧・復興に努める。としていましたが、数々の問題が想定以上に発生し、解決できないでいます。
 被災地では、「もう想定外は許されない!」という思いで一杯なのですが、同じことの繰り返しで、先々に不安を抱えての3年目に入ってしまいました。
 しかし、全国や海外からのボランティアの支援を受け、「ここまで復興の ふ の字まで来たんだよ」と、被災地宮城からの様々な情報をお伝えしていきます。
 「11」という数字に目を向け、耳を傾けてください。東日本大震災が風化しないよう、皆さんと祈りをささげ、未来に進んでいくことを強く望みます。