いやー、ビックリ!
何と500mもある道のりを、しかも細い海沿いを登って行く! 道幅も狭く、一歩間違えば転落して海に落ちてしまう!
この山影では土砂崩れが起き、昨年から災害復旧工事をしている。
あまり気にもせずダンプが山から土砂を運んでいるな、という感じで見ていたが、バックで登って行くところは今回初めて見た。
災害復旧工事は、がれきや土砂、コンクリート片の運搬などだけかと思っていたが、現場を見るとこんな危険な個所にも復旧に向けて取り組んでいるありがたみを実感した次第である。
このところ入札の不調などがあり、復旧・復興の事業が滞っている。
工事費内訳書の提出など書類は山積みである。復旧工事をするにあたり、測量等の調査業務が入り、その後の本工事の入札の手順となる。そのため調査業務等の入札が不調になれば、本工事の入札が遅れ、着工も当然遅れてしまうことになる。また自治体側の測量等調査人員も不足の状態にあり、これらが復旧工事の遅延の要因とも
なっている。
入札制度も自治体により大分緩和されてきているようだが、平成25年度の入札がスムーズに進み、早期着工し、復旧・復興へ大きく進んでいく事を強く望む。