2012年7月2日月曜日

河川敷復旧工事

河川敷の復旧工事の着工が大幅に遅れている。
国、県、市の管轄があり、連携して復旧工事を進めるにも入札があり、そこには積算基準となる試算がある。それを熟すだけの人員の不足があり、工期の完了は計画通り行くのか懸念される。
それぞれの管轄での整備計画はあるが、いずれも国が基準として整備計画を立てた上のもので、甚大な被害状況からみれば、地域により状況は明らかであり、復旧作業も進まないのが実態である。
道路整備、沿岸部整備、護岸整備、河川敷整備と段階ごとに入札がある。
しかもブロック分けとなると相当数の地域があり、何処まで業者が担うのかも疑問がある。
また地区住民との説明会などは、話しがかみ合わないケースが少なくない。かさ上げ工事も1mから70㎝へ引き下げる、この地区は防波堤を高くするからかさ上げしないなど、行政の対応もまちまちである。
整備計画は住民が主体となるのか、行政が主体となって進めていくのか、それにより将来のまちづくりが大きく一変する。
故郷がなくなってしまっては、帰るところがなくなってしまう。
子どもたちのための、将来のためのまちづくりを進めてほしいと願う。