2012年4月5日木曜日

雄勝町硯

4年前、雄勝硯伝統産業会館に行った際、杉山澄夫さんに出会った。
製造工程を見学している際に声をかけられ、「ここで売っているものは良いものはねえよ」と、この話から盛り上がり意気投合して自宅まで行っての購入だった。
40~50㎝もある竜の硯から小さな硯まで何点も拝見したが、蓋に竹の飾りを施した硯に決めた。
4年前も3月の頃だったと思うが、こたつに入り漬物を食べながら世間話をしてのことだった。
奥様に作品の底に名前を掘っていただき、今では我が家の宝物だ。
町の復興とともに雄勝硯伝統産業会館が早く再開するのを皆が願っている。