2012年6月6日水曜日

石巻市川口町から市立病院を望む

まだ所狭しと木材や船の残骸が横たわっている川口町の河川敷きから、遠方の石巻市立病院を眺めてみた。
3.11で津波の被害を受け診療はしていなかったが、5月30日に仮設住宅がある開成町に仮診療所として開所した。
また今後の新私立病院の建設場所は、石巻市駅駐車場敷地に決定している。
2013年度着工、2015年度完成の予定であるが、もっと早く着工できないのかという疑問が残る。
震災年には候補地は何ヶ所かあった。
その中で御所入山付近には測量しにき、広さも十分だったという。しかし結局はずるずると時間がかかってしまい、2012年新たに地質調査から始まったわけである。
地質調査から基本設計までは約1年間かかる。そしてその後の着工で約3年間、計4年間もかかってしまうことになる。
市は4年間も待っていられるものなのか?ということを住民の目線で物事を捉えていただきたい。
いま住民にとって必要なものは何か?何を求めているのか?石巻市はどうなっているのか?
住民には色濃く不安が残っている。少しでも心が和らぐことを望む。