2012年5月6日日曜日

雄勝町の水門

漁港近くには防波堤と水門が一体で設置されているが、この3.11の震災で津波の影響でほとんどが人命を守ることがなかった。
十数メートルもの高さの津波で防波堤や水門が破壊され、沿岸部の住居を瞬く間に呑み込んでしまった。
ここまでは波は来ないだろうという住民の行動にも問題があったが、減災できるプログラムを早く立ち上げることが重要である。
石巻市の方針は、ここまで波が来たから、高台に移転し、住居を構える。それだけでは昔ながらの文化や社会が消えてしまう。
もう少し故郷という町を大切に残していく文化を築いていかなければならないのではなかろうか?
近代的な町に戻ったとして、憩や安らぎが心の底から湧いてくるのだろうか?
町として、人として、掘り起こせるものは早く進め、それぞれの文化の発展に努めるべきである。