2013年4月10日水曜日

瑞巌寺

 国宝 瑞巌寺。誰でもが知る日本三景の一つ、松島にある「伊達正宗公」ゆかりの場所である。
 平成21年から始まった本堂の大修理が今なお続いているが、改修現場を見ることが出来るとあって、それは迫力満点である。
 以前は明治・昭和と一部改修があったが、今回のような大規模な改修は今までにはなく、想像以上に歴史を垣間見ることが出来る。
 本堂は4階まで特設階段を上るが、要所にはパネルが設置しており、解体作業の詳しい解説が記されてある。また庫裡には、本来本堂に安置している御本尊、藩祖正宗公や2代忠宗公の大位牌、三大開山木像が大書院にて特別に公開されている。
 公になったのは初めての事とあって、この文化的な歴史は必見である。
 庫裡案内係によると、文化庁から3月に写真撮影の許可が下り、一般の方でも撮影できるようになったという。
 是非この機会を見過ごすことのないようデスティネーション・キャンペーン期間に足を運んでいただきたい。
 本紙【縁】第4号に掲載。

瑞巌寺
http://www.zuiganji.or.jp/index.html