2012年9月14日金曜日

復興へ祈りを

石巻湯殿山神社に参拝してきた。
ここは出羽三山湯殿山神社の分霊社である。漁業の町、石巻地域の漁の安全と豊漁の神社として知られ、境内には恵比寿様が祀られている。
震災当日は津波の影響で会館は半壊したが、社殿の被害が軽微で済んだのは幸いである。
何度か参拝しているが、社殿両脇に今までなかったのぼりが設置してあった。
宮司さんに聞くと、明治天皇が詠まれた和歌だという。御製(ぎょせい)とは天皇が呼んだ和歌のことである。
明治天皇御製
千早ぶる 神のひらきし道をまた 開くはひとのちからなり
人は試行錯誤しながらも誰かが通ってきた道を、自分自身で考え、選び、悩み、進んでいく必要があり、その結果そこから道は開けるのだ。
というのだ。
日本全国から様々な支援が今でも被災地に送られている。これは本当に大変ありがたいことである。この支援は、私たちそれぞれに役目があり、国や自治体、企業や市民の協力なしでは前進はあり得ない。
負けねえぞ!頑張っぺ!