2012年9月19日水曜日

人っ子一人いない海水浴場

素晴らしい光景だ!
雲一つない真青な空に、エメラルドブルーの海。
一昨年までは家族連れでにぎわっていた海水浴場だ。
手前には無数のテントが張られ、子どもたちや大人たちの声が地区全域に響き渡るぐらい盛り
上がっていたところだ。
遥か彼方の洋上から海面が盛り上がり、手前の岩を遥か高く15mもの津波が押し寄せた。想像も絶する光景だったに違いない。
砂浜は家屋や納屋の残骸で敷きつまり、足の踏み場もなかったという。
幸い亡くなった方はいなかったというが、声にすら出なかったことであろう。
元通りの光景は何時になることだろうか?来年になるのか?私たちの時代には来るのであろう
か?果たしてこの光景のままなのだろうか?