2013年3月20日水曜日

女川原子力PRセンター

 女川町内から車で沿道沿いを走ること20分。女川原子力PRセンターに足を運んだ。
 平日ということもあるのか、人っ子一人いない殺風景さであった。機関誌は2011年3月以降作られていないようで、代わりに電気事業連合会の「原子力コンセンサス2012」と東北電力の「女川原子力発電所の概要」があり、いただいてきた。
 女川原子力発電所の概要には、震災当時避難された方々は最大で364名、3ヵ月間避難生活を送られたという。幸いにして何もなかったが、未だに地区住民と自治体との共同での訓練をしていないだけに、これは早期に避難計画を盛り込み実施していただきたい。
 何しろ避難対象が原発から30km以内と国の指針が提示されたことに伴い、自治体との連携が必死だ。「事故があっては遅し!」避難経路、誘導方法など迅速に退避できることを強く望みとともに、企業間との連携や告知にもしっかりと努めていただきたい。
 ふるさとには想い出がたくさん詰め込まれています。
 一瞬でふるさとが無くなってしまうことが何よりも辛いのです。