2013年3月29日金曜日

南三陸観光バス

 雄勝町公民館の屋上に打ち上げられた観光バス。
 震災で観光バス13台全てが津波により消失した。中でもこの映像は何とも忍び難く、いまだに大型バス5台も海に眠っているという。
 雄勝町にあった事務所は消失したが、仮事務所を飯野川に移し再開をしている。
 震災後の仕事は、石巻市の小中高学の送迎や仮設住宅と病院等の送迎で数少ないバスで営業を継続している。
 しかし、「これから3年後がどうなるのか分からい。今まで送迎をしてきたわけだが、仮設住宅が無くなった頃には、当然送迎の仕事は無くなるし、観光事業もまだ先が見えない」と髙橋社長はいう。やっとの思いで再開したが、まだ先が見えぬこの現状で四方八方営業に飛び回っている。
 全国からの様々な支援がある一方、これからの事業の継続にも大きな問題がある。
 
自治体は、復興のための政策を大きく打ち出し、この2013年度の活力となるための規制緩和策など取り入れるべきである。

南三陸観光バス
http://www.mkb-bus.net/index.html